摂食障害治療サポートガイドブック―受診の仕方・治療の理解・治療者の声西園 文
女子栄養大学出版部 刊
発売日 2002-11
この本は良いと思いました 2008-05-11
自分も経験者ということもあり、今まで色んな一般向けの摂食障害関連を読みましたが、これは初めて良い本だな、と思いました。
地味な本ですし、ごく当たり前の事が書かれてますが、こういう本は無かったです。
けっこう様々な事が書かれているので、場合によっては、ご本人が知らなくていいかな?と思う事もありますが、周りの方には必須内容かもしれません。
端的な内容・感傷的・主観的・具体的方法を示さない、書籍の多い摂食障害の本の中で、
珍しく、客観的・多角的・現実的な内容だと思いました。押し付けがましい余計な事が書かれてないのが一番素晴らしい点です。
それでも
「治るとはどういうことか?」や
「治すこと」と「治ること」の違い、や
摂食障害という「魔物」に「本人が立ち向かう」のを助けるのが医師達の役割、など
自ら考えるべき大切であろう事、でも避けてしまったり見落としがちな事が、順を追い書いてあります。
摂食障害は色々な症状を併発したり回復まで時間がかかるので、どうしても何かのせいにしたり、もう治らない、と思いがちです。
それは治療に入る際の話し合いが曖昧だったり、回復イメージが途中からスリ代わってしまうからかもしれません。
そうした思いも、この本が手元にあれば、迷った時の考え直すキッカケになるかもしれません。
ただ、摂食障害自体の症状についてはほとんど触れられていません。(知識を持っているのを前提に書かれている)あと、飢餓症状・二次的な症状についての考察があまりありません。
タイトルどおり治療についてがほとんどの内容なので、
この本に加えて、摂食障害の心身状態について客観的に書かれた本があれば、病自体についての理解と、双方が揃い心強いと思います。
今、結構話題になっているみたいなので、もしかしたらもうお読みになってるかもしれませんね(^^)。
私はたまたまインターネットで見つけたんですけど、摂食障害治療サポートガイドブック―受診の仕方・治療の理解・治療者の声 の内容の説明を見ていたら、思わず欲しくなってその場で買ってしまいました。
実際に摂食障害治療サポートガイドブック―受診の仕方・治療の理解・治療者の声 を読んでみてホントにびっくりしましたね〜。
「こういうこともあるんだ〜」って、新しい気付きをたくさんみつけました。
これは本当におススメですよ♪

