アルコールには血管を拡張させる作用がありますので、血管性頭痛の片頭痛や群発頭痛を誘発する原因になります。とくに群発頭痛は頭痛発作が必発です。群発期間には禁酒が必要になります。
アルコール飲料の中では、赤ワインが頭痛を誘発しやすいといわれていますが、これは赤ワインがヒスタミン(血管拡張作用あり)を大量に含むためで、血管性頭痛の誘因とされているのです。
ウイスキーなどの蒸留酒はヒスタミンを含まないので、血管性頭痛を引き起こすことはないのですが、それでも頭痛になる場合もあります。その場合は、お酒を飲むことによる夜更かしや、飲み会ので大声の会話、音楽、興奮、タバコなどが関与すると思われます。二日酔いの頭痛には鎮痛剤も効きますが、血管収縮作用のあるカフェイン含有飲料(コーヒーや濃いお茶)でも効果があります。
一方、緊張型頭痛には血流を良くするお酒は、百薬の長です。ストレス解消になる場合は、片頭痛の人でも少量であれば却ってよいという場合もあります。
頭痛もちの飲酒は絶対に「だめ」というわけではありません。うまくつきあいましょう。


